株式会社自然愛Japan ルイボスティー 南アフリカルイボスティーの輸入販売・卸・業務用の総代理店

自然愛ルイボスティーのお客さんから、グリーンルイボスティーに関しての質問をもらいました。グリーンルイボスの歴史はまだまだ浅いので、あまり日本での情報はありませんね。
自然愛ではグリーンルイボスは現在扱っていませんが、輸入しているルイボス農場では作っていますので、農場経営者のリチャードに直接聞いてみました。

グリーンルイボスティーは赤いルイボスティーよりも抗酸化作用が高いと言われています。それは何でかしら？グリーンルイボスは、普通のルイボスの発酵課程を抜かしたルイボス茶です。発酵をしないで、すぐに乾燥させるので葉の酸化が普通のルイボスよりもされません。そこが抗酸化作用が普通のルイボスティーよりも高くなるポイントです。

では、なぜグリーンルイボスの抗酸化作用がとても高いと言われているのに、赤いルイボスの人気の方が売れているの？普通のルイボスでも抗酸化作用は高く、発酵することによっての利点がたくさんあります。
人は、効能を求めますが、一番長く飲み続けるポイントは味です。
発酵されたルイボスの味は、甘く滑らかで豊かな味わいです。それに比べグリーンルイボスは少し苦味があります。
さらに、発酵食品の利点も大きいです。

発酵された食品は、食品に含まれる成分が酵母や酵素、菌類などの微生物によって分解・合成され、新たな成分が作られます。それによって、もとの食材にはない独特のおいしさや風味が出て、栄養価が高くなり、酵素も多く含まれます。
独特な香りやうまみが出て、栄養価が高くなり、消化を助け、さらに保存性がよくなります。

少し抗酸化作用が高くなるグリーンルイボスも魅力ですが、それよりも、発酵の利点を考えると、遙か昔から人々の知恵で考えられた製造方法、赤いルイボスの人気が根強いのは納得ですね。